ずいぶんむかし、縁あって立ち寄った喫茶店のマスターが言っていました。「うちはビンと棒ばっかりだよ」と。貧乏に引っ掛けたつまらないダジャレですし、そのマスターとは以後二度と会うこともなかったのですけれど、なぜか記憶にこびりついてしまっています。そういう記憶が、この土瓶を割った話に結びつているんでしょう。「祝い直し」という類型のおはなしだそうです。落語にもこういうネタはよくありますね。
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作者についておはなしの作者です。ここでは、裏話とか日記とかを書いていきます。 過去エントリ
December 2016
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