February 28, 2009投稿の再掲
「おばあさんの薪ストーブ 」は、実在の知人をモデルにしています。もう10年ほども会っていませんが、彼女の住む小さな家にお邪魔したころは、まだまだ「おばあさん」には程遠い、美しい女性でした。たぶん、いまでもまだ「おばあさん」ではないだろうと思います。
けれど、おはなしには若くて元気なおばさんよりも、ちょっとスローダウンしたおばあさんの方が似合うようです。現実をちょっと変えることも、許されるでしょう。「森の奥の一軒家」というのもおおげさな設定で、実際には田舎ではあるけれど、周囲には人家もありました。山羊も飼っていて、なかなか優雅な暮らしです。
ちなみにこの知人の家のストーブは、車のホイールを溶接してつくった素敵なものでした。どうやってそういうものができているのか、よく見なかったのでわからないのですが、かわいらしい感じが印象に残っています。
主人公が病気になって回復するというストーリーは、現実とは無関係です。これを思いついたのは、ストーブを点火すると一気に家が賑やかになるという経験からでした。薪ストーブは、燃える音がするばかりでなく、熱で煙突が膨張するときに立てる音や乾燥して家の木が反り返る音などで、結構賑やかです。うるさいというほどではないその気持ちのいい音を聞いていると、そんな薪ストーブとお話をする一人暮らしのおばあさんのイメージが浮かびました。そこから話を膨らませたものです。
実際におはなし会で話す前に息子に聞いてもらい、合格をもらいました。ただ、おはなし会当日にはまだストーリーが固まっていず、ちょっとたどたどしくなってしまったのが残念でした。
「おばあさんの薪ストーブ 」は、実在の知人をモデルにしています。もう10年ほども会っていませんが、彼女の住む小さな家にお邪魔したころは、まだまだ「おばあさん」には程遠い、美しい女性でした。たぶん、いまでもまだ「おばあさん」ではないだろうと思います。
けれど、おはなしには若くて元気なおばさんよりも、ちょっとスローダウンしたおばあさんの方が似合うようです。現実をちょっと変えることも、許されるでしょう。「森の奥の一軒家」というのもおおげさな設定で、実際には田舎ではあるけれど、周囲には人家もありました。山羊も飼っていて、なかなか優雅な暮らしです。
ちなみにこの知人の家のストーブは、車のホイールを溶接してつくった素敵なものでした。どうやってそういうものができているのか、よく見なかったのでわからないのですが、かわいらしい感じが印象に残っています。
主人公が病気になって回復するというストーリーは、現実とは無関係です。これを思いついたのは、ストーブを点火すると一気に家が賑やかになるという経験からでした。薪ストーブは、燃える音がするばかりでなく、熱で煙突が膨張するときに立てる音や乾燥して家の木が反り返る音などで、結構賑やかです。うるさいというほどではないその気持ちのいい音を聞いていると、そんな薪ストーブとお話をする一人暮らしのおばあさんのイメージが浮かびました。そこから話を膨らませたものです。
実際におはなし会で話す前に息子に聞いてもらい、合格をもらいました。ただ、おはなし会当日にはまだストーリーが固まっていず、ちょっとたどたどしくなってしまったのが残念でした。