March 22, 2009投稿の再掲
「おしまいのお話」は、薪ストーブのおはなし会とは関係のない、古いネタです。虫干しとしてアップしました。あるネタの尽きた夜、ほとんどやけくそでつくったナンセンス話です。「おはなしして」「もうおしまい」「おはなし」「だから、おしまい」「じゃあ、おしまいのはなしして」というようなバトルの末に生まれました。便利なので、「もうこれ以上は話さない」という意思表示用に何度か使っています。ですから、長くも短くもできる、比較的自由自在な話です。もちろん、必要があればピンチヒッターでおはなし会に使おうとは思っていました。
骨格は、最初は仲の良かった「はじまり」と「おしまい」が、仲が悪くなって離れてしまった(だからおはなしが長くなった)ということです。これを、「最後には仲直りしたので、はじまりとおしまいは一緒になった。だからここから先の話は、始まったらすぐに終わる」と、おしまいの終結宣言にしてしまうことも可能です。そして、「はじまり」と「おしまい」の仲違いの原因はなんだって構わないわけです。
このストーリーでは、「はじまり」が、いわゆる現代の競争原理に毒されてしまったせいで仲違いが起こることになっています。競争に打ち克とうとする努力は大切なことかもしれませんが、競争は結局は勝者と敗者しか生み出しません。皆が幸せになる原理ではないというのは、大人が言わなくても子どもはちゃんとわかているようですね。
「おしまいのお話」は、薪ストーブのおはなし会とは関係のない、古いネタです。虫干しとしてアップしました。あるネタの尽きた夜、ほとんどやけくそでつくったナンセンス話です。「おはなしして」「もうおしまい」「おはなし」「だから、おしまい」「じゃあ、おしまいのはなしして」というようなバトルの末に生まれました。便利なので、「もうこれ以上は話さない」という意思表示用に何度か使っています。ですから、長くも短くもできる、比較的自由自在な話です。もちろん、必要があればピンチヒッターでおはなし会に使おうとは思っていました。
骨格は、最初は仲の良かった「はじまり」と「おしまい」が、仲が悪くなって離れてしまった(だからおはなしが長くなった)ということです。これを、「最後には仲直りしたので、はじまりとおしまいは一緒になった。だからここから先の話は、始まったらすぐに終わる」と、おしまいの終結宣言にしてしまうことも可能です。そして、「はじまり」と「おしまい」の仲違いの原因はなんだって構わないわけです。
このストーリーでは、「はじまり」が、いわゆる現代の競争原理に毒されてしまったせいで仲違いが起こることになっています。競争に打ち克とうとする努力は大切なことかもしれませんが、競争は結局は勝者と敗者しか生み出しません。皆が幸せになる原理ではないというのは、大人が言わなくても子どもはちゃんとわかているようですね。