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「魔女のわすれもの」について

5/16/2015

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April 18, 2009投稿の再掲

先週の日曜日、近所の公園に息子のまことと遊びに行ったら、高い木の枝にかさが一本、ひっかかっていました。はしごでももってこないことにはとうてい届くような高さではありません。だから、ふつうではそんなところにかさがかかっているなんて考えられないわけです。まことも私も想像力を刺激され、いろいろと意見を出しました。いずれも納得のいくものではありませんでしたが、その延長でこの「魔女のわすれもの」が生まれました。まあ、現実にはこのおはなしの冒頭に書いたように、だれかがかさを投げ上げたのでしょう(風で飛ばされたにしては、かさはきちんと閉じていましたから)。そして現実には、この公園の桜は、それほど見事ではありませんでした。葉桜になりかかった小さな木が一本あったきりです。だから、このおはなしは、木の枝にぶら下がったかさというシチュエーション以外は、すべてフィクションです。
単純に「枝にぶら下がったかさがおもしろい」というだけのことで、あとはこじつけですから、あまりいい仕上がりという気はしません。たぶん、かさが次々に別のものに変わって最後にかさに戻るという構造をもうちょっと楽しく展開できたらよかったのだと思います。このあたり、想像力が貧困だなあと、我ながら嫌になります。
まあ、気楽なはなしなので、ひょっとしたらウケるかもしれないという気はします。実験してみたいところです。
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